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薬剤師が解説!花粉症、アレルギー性鼻炎対策まとめ

薬剤師の立場から花粉症、アレルギー性鼻炎の原因や対策のための食事、サプリ、薬などについてアドバイスします。

 

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シダトレンサポートアプリ「SLITサポート(スギ花粉症)」とは? [シダトレン]

シダトレンサポートアプリである「SLITサポート(スギ花粉症)」は、
シダトレンというスギ花粉症に対する減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬を
服用されている方を対象としたアプリとなっています。

シダトレンは普通の薬とは違って
使用方法に注意が必要です。

このアプリで使用できる主な4つの機能があります。

1、シダトレンを舌の下に保持する2分間をカウントし、
  のみこむタイミングをお知らせする機能

2、毎日のシダトレンの服用や、通院日を記録

3、花粉飛散情報

4、日記で記録したスギ花粉症の症状経過と
  花粉飛散量をグラフで表示


もちろん、無料で登録ができます。

シダトレンを使用する場合はこちらのアプリも
ダウンロードして使用してくださいね!


>>SLITサポート(スギ花粉症)はこちら>>

















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シダトレンのQ&A [シダトレン]

シダトレンに興味があって話だけでも知りたいと思っている方は多いと思います。

そこでシダトレン関するQ&Aをまとめてみました。


Q.どれくらいの人に効果があるのか?

A.全体の80~90%に効果があります。
「治癒した」が20~30%、「以前よりかなり楽になり服用する薬が激減した」が30%以上、「以前より楽になった」が20~30%となっています。


Q.効果があるかどうかは事前に分かりますか?

A.事前に効果を予測する方法は今の所ありません。
現在、効果予測のマーカーとなる研究がおこなわれています。


Q.既存の薬と比べて効果はどうなの?

A.薬物療法と免疫療法を比較した結果、治療効果は免疫療法が薬物療法に比べて優位に高かったというデータがあります。また、薬物療法で不十分な患者に免疫療法を追加した場合にも、症状の改善や薬物使用量の減少などの面で優位な効果が認められています。


Q.シダトレンを使用するタイミングはいつ?

A.スギ花粉とヒノキ花粉の飛散が終了して一か月後以降の開始なら体内の免疫が落ち着いているので安全に使用できます。また、花粉飛散開始日から3か月以上前までに始めることが効果や安全性の面を考えると好ましいです。


Q.どれくらいの期間、シダトレンを使用しなければいけないか?

A.最低2シーズン実施して効果を判定します。効果が認められた場合は3シーズン以上、可能なら4~5シーズンの治療継続をしたほうがいいです。効果は2シーズン目、3シーズン目とシーズンを重ねるごとに高くなる傾向が認められています。


Q.免疫療法の効果はどのくらい続きますか?

A.3~5年の舌下免疫療法を行った場合は長期7~8年にわたって効果が持続するとのデータがあります。中には、治療終了後5年間は効果が持続するとの報告もあります。なお、効果が減弱した場合は改めて1~2シーズン舌下免疫療法を行うことで効果が戻ることが多いです。


Q.シダトレンの副作用はどのようなものですか?

A.軽いアレルギー反応として、口の中がかゆくなる、腫れるなどが生じることがあります。
アナフィラキシーなどの強いアレルギー反応やショックが起きることはまれであると考えられます。ちょっと古いデータになりますが、2009年に世界アレルギー機構が発表した声明では、
舌下免疫療法を受けた3984人中、思い有害事象は14件報告されていますが、アナフィラキシーとして報告された事象はなかったと報告されています。


Q.シダトレンは子供へも使用できますか?

A.シダトレンは12歳以上の使用となっています。今後小児も免疫療法が適応になると期待はされていますが現段階ではなんともいえません。


Q.シダトレンの値段はいくら?

A.医療機関と薬局での支払額の合計は3割負担で計算すると
1ヶ月あたり3000~4000円くらいです。



シダトレンについて重要なことは
長期間の治療が必要ということです。

シダトレンは最低でも2シーズンの結果をみないと
効果の判定ができません。

また、

効果が見られれば3~5年は治療を継続した方がよく
そうすることで7~8年間は効果が持続します。


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花粉症治療薬シダトレンの使用方法とは? [シダトレン]

昨年、鳥居薬品から発売された
シダトレンの使用方法について紹介します。

まず、この治療薬は内服薬なんですが、
舌下に噴霧して用いる薬です。

「舌下に薬?」と思うかもしれませんが、
舌下に投与する薬で有名なのが
狭心症治療薬のニトログリセリンがあります。

ニトログリセリンにも錠剤とスプレータイプがあります。

はじめは、馴れなくて戸惑うかもしれませんが
すぐに馴れますよ。

噴霧の仕方は、舌下に噴霧した後、2分間保持した後飲み込みます。
その後5分間はうがいや飲食はダメです。

そして、

注意することは、服用前後2時間は激しい運動、アルコール摂取、
入浴はしてはいけません。


シダトレンは最初の1週間は薬剤の濃度が薄い青いボトル、
次の1週間は濃度が濃い白いボトル、
それ以降は1回ごとに使い切る白いチューブのパッケージを使用します。

噴霧回数は、1週間目(青いボトル)も2週間目(白いボトル)も
1日目から7日目まで漸増していきます。
それ以降は、チューブを用いて一定量を服用します。


副作用として、

口内炎、舌の下の腫れ、口の中の腫れ、のどの痒み、耳の痒み、頭痛などがあります。

始めて服用した時は特に副作用に注意する必要があります。
また、使い始めてからも副作用が出る場合があるので
服用後少なくとも30分は様子を見るようにしてください。

副作用が出た場合は、薬剤師や医師に相談してくださいね。

シダトレンの服用管理をサポートしてくれる
スマホ専用のアプリ「SLITサポート(スギ花粉症)」
鳥居薬品から提供されているので使ってみることをお薦めします。

最後に保管方法ですが、
冷蔵庫保管になっています。




















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花粉症治療薬シダトレンとは? [シダトレン]

2014年10月に発売されたシダトレン

正式名称は
「シダトレンスギ花粉舌下液」

すでにTVや雑誌で報道されているので
知っている方も多いと思います。

まだまだ、このシダトレンは実際に
取り扱っている医療機関は少ないですが
今後増えていくと考えられます。

このシダトレンはどの医療機関でも
自由に取り扱える薬ではありません。

シダトレンを処方するためには
医師は専門の講習を受講し登録が必要になります。

そのため、

シダトレンを使用してみたい方は
まずは、病院、クリニックで確認する必要があります。


また、シダトレンは使用方法がちょっと特殊です。

シダトレンは治療菓子から最初の一週間は薬剤の濃度が薄い青いボトル、
次の一週間は濃い白いボトル、
それ以降は1回ごとに使い切る白いチューブのパッケージを使います。

ボトルにスプレーを取り付けて、既定の回数を
舌下に噴霧します。

噴霧回数は1週間目(青いボトル)も2週間目(白いボトル)も、
1日目から7日目まで漸増していきます。

それ以降はチューブを用いて一定量を服用していきます。

なお、

シダトレンの使用法が分からなくなった場合には
服用管理を手助けしてくれるスマホ専用アプリ「SLITサポート(スギ花粉症)」
同名のウェブサイトが鳥居薬品から提供されているので
そちらを参考にするといいと思います。




















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